葬儀はあまり経験することがない式ですよね。ましてや喪主になるなんて。
身内に不幸があり、葬儀の喪主になったとき、いったいどのような流れで進み、
どんなことをしなければいけないのか。
費用はどのくらい?休みはどのくらい必要なの?
と不安になる方も多いのではないでしょうか?
今回の記事は、そんなあなたの漠然とした葬儀への不安に
お答えする内容を書いています。
それではさっそく一般的な葬儀の流れを知りましょう!
気になる一般的な葬儀の流れは?
実際には、わからないことはプロである葬儀屋さんに
指示を仰ぎながら進んでいくことになるでしょう。
しかし、流れを把握しておくことで突然の出来事にも
心に余裕をもつことができますね。
亡くなられる前に葬儀について考えることは
縁起が悪いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際に、万が一のことがあって慌てるのもよくない
と考える方も多いようです。
それではもしもの時がきても慌てずに対応できるように、
逝去からの大まかな流れを紹介します。
はじめにすること
・エンゼルケア(死後の処置)
・医師に死亡診断書を書いてもらう。
・葬儀社に連絡
・近親者への連絡
・安置場所への搬送
葬儀社との打ち合わせと段取り
ここで喪主や世話役などが決まり、
職場など関係者への連絡、供花、供物などの手配を行います。
・納棺 副葬品など決める
・お通夜 僧侶、参列者への対応
・喪主のあいさつ
一般的な通夜の流れは18時ごろからはじまります。
人数の関係もありますが、一般的に21時前後に解散となることが
多いようです。
通夜の翌日に葬儀が行われます。
火葬の時間や宗派によって具体的な流れや内容は異なってきますね。
・受付、記帳
・葬儀・告別式
僧侶が入場し読経がはじまり、読経の最中に遺族や親戚、
参列者がご焼香を順に行っていきます。
告別式の後、遺族や参列者で棺に花を入れ、
個人との最後のお別れを行います。
その後喪主が挨拶を行い、火葬場へと出棺します。
ここでは一般的な葬儀についての
流れを簡単に説明しました。
葬式の費用の相場は?シンプルな方法もある?
最近ではいろいろな形の葬儀も増えてきていますね。
大規模な例では社葬などがあり、家族だけで行う家族葬や
内々で行う密葬からお葬式そのものを省いた直葬などもあり、
一般的な形式にとらわれない自由葬などもあります。
様々な形で故人を送れるようになりました。
一般的な葬式の費用を参考にしてみましょう。
日本消費者協会の調査によると、全国平均で188万9000円となっています。
全国平均の内訳・費用は3つに分けることができます。
・宗教者への支払いお布施などが44万6000円
・葬儀一式の費用が122万2000円
・飲食接待費が33万9000円
決して安い金額ではありません。
ちなみに日本の一般的な葬式にかかる費用は他国の平均と比べても
圧倒的に高いようです。
アメリカの5倍、イギリスの実に20倍ともいわれています。
最近では葬式に必ずしもお金をかける必要性を感じない方や
葬儀する側ではなく葬儀をされる側の意向を重視したいという考え方が
反映されてか、ニーズに合った葬式の形(直葬・家族葬)など、
従来の在り方にとらわれない葬儀社が増えています。
わたしの近隣にある業者で提供している式を省いた火葬だけのプランだと
15万9000円となっていました。早割までありました。
家族葬では44万9000円。1日葬では29万9000円など
はっきり値段を打ち出していたり、葬儀ベンチャーや流通の大手も参入しています。
わたしはこの記事を書いているうちに、そもそもが葬式とは何なのか
自身の葬式を子どもたちにどうしてもらいたいのかなど
考えるきっかけになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わたし個人では自分の葬式にあまり費用をかけたくないという思いです。
娘たちにはすでに伝えてあります。
ちなみにパートナーとの結婚式は自由な形で行いました。
豪華にしようと思えば費用も上がるし、
お金をなるべくかけない方法もあります。
費用も式に対する考え方も様々かと思います。
参考になれば幸いです。