冬場の乾燥はもちろん、最近は部屋の気密性が高いので年中乾燥してしまいやすいですよね。
でも、加湿器を買いたいけど高くて手が出せない・・・
それなら気軽にできる乾燥対策としてコップに水を入れて置いておくのは?
実はこれあまり効果がないかもしれません。
なぜコップに水は乾燥対策にならないのか、そして、部屋の乾燥対策には何が効果的なのでしょうか。
広くない部屋でもコップだけじゃ乾燥対策にはならない!?
まず、コップに水を入れるだけではわずかしか水蒸気として蒸発しないため部屋の湿度はほとんど変わりません。
夜コップに水を入れて朝コップの水がなくなっているということはまずないですよね。
おそらくほとんどコップの水は減らないと思います。
減ったとしても数mm程度ではないでしょうか。
部屋の乾燥を防ぐためにはコップの水が一日でなくなるくらいの蒸発が必要になってきます。
数mm程度の蒸発ではとても乾燥対策とは言えませんし、そのまま放置することでコップ自体にカビが発生するなんてことも・・・
これではかえって体に悪影響が出てしまいます。
ではどうすれば手っ取り早く乾燥対策ができるのでしょうか。
今すぐ出来る!部屋の乾燥を手軽に改善する7個の方法
・水ではなくお湯をコップに入れる
水は温度が低く空気中に水分が蒸発しません。
コップの水をお湯にかえれば水分が蒸発しやすくなり、十分に乾燥対策になります。
ただ、部屋の気温によってお湯はどんどん温度が下がっていくので長時間の乾燥対策には向いていません。
・やかんを使うときにふたをあけて沸騰させ、2~3分そのままにする
やかんのふたをあけてお湯を沸かせておけばそれだけで乾燥をかなり予防することができます。
ただ、キッチンと部屋が別の場合は効果が期待できないかも・・・
・大きめのタオルを部屋に干す(できるだけ干す面積が大きくなるように)
これは私も実際にやっている対策で、部屋の乾燥の程度によってタオルの大きさを変えていけば良いと思います!
目安は一晩でタオルがカラカラになってしまう場合はまだ乾燥対策として十分ではないです。
部屋の湿度に合わせてタオルの大きさを工夫しましょう!
・沸騰したお湯をシンクに流す(シンク全体に流し入れるとより効果的!)
これはやかんのお湯の残りをシンクに流すだけでも大丈夫です。
ポットの残り湯などもただ流すだけじゃなく、シンクに全体的に流すようにしてみてくださいね。
・お風呂のあとに入り口を開けておく(お風呂のカビ予防にもなりますよ!)
お風呂のあとは湿気がたまりやすく、そのまま入り口を開けておけばそれだけで加湿効果抜群です。
特に冬場は外気との気温差があるため、お風呂の湿気対策だけじゃなくカビ予防にも効果的ですよ☆
他にもこのような乾燥対策があります。
・バスタブに入浴しているときに入り口を開けておく(身体を洗っているときはお湯が飛び散ってしまいます)
お風呂の後だけじゃなく、バスタブに入浴しているときに入り口を開けておけばさらに効果的です!
・洗濯物を部屋に干す(お風呂のお湯を洗濯に使用するとより効果的)
あまり多すぎると逆にジメジメしてしまいますが、洗濯物をお風呂の残り湯で洗濯すると早く乾くのでオススメです!
以上ですがこれだけでかなりお部屋の乾燥対策になります。
いろいろ組み合わせてお部屋にあった乾燥対策を試してみてくださいね!
まとめ
このように部屋の乾燥対策には水ではなく、「お湯」が大事です。
つまり乾燥には水分を蒸発させなければならないわけですね。
そのためには温度が重要で、水では温度が低く蒸発しにくいので温度が高いお湯を使うことが加湿にはオススメです!
いかがだったでしょうか。
加湿器を使わなくてもお湯なら簡単に用意できますよね。
ただ、加湿しているからといってインフルエンザなどのウィルス対策にはなりません。
特に冬場は温度と湿度をうまく調節して部屋を快適にしていきましょう!