ライフハック PR

家庭用品で絵の具のシミを落とす方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

子供が学校や幼稚園から帰宅すると、しばしば服に絵の具のシミを発見することがありますね。また、下の子が兄姉の絵具で遊んでいると、壁にもシミをつけてしまうことがあります。絵具のシミは早急に対処することが望ましいですが、学校でついたものはすでに時間が経過していることが多いです。今回は、そうした古い絵具のシミを落とす方法をいくつか紹介します。

絵の具のシミを落とす方法

家庭にあるもので絵具のシミを落とす方法を紹介します。絵具が服についてしまうと、目立つ汚れとなってしまいます。以下の方法で簡単に落としてみてください。

重曹を使用する


多くの家庭に常備されている重曹は、環境にも優しく掃除用としても優秀です。

  1. 重曹と液体酸素系漂白剤を等量(1:1)で混ぜる。
  2. シミの下に古いタオルを敷く。
  3. 混ぜた重曹ペーストをシミに塗り、数分放置。
  4. シミ部分をティッシュで軽くたたき、熱湯をかける。
  5. 通常通りに洗濯する。

中性洗剤とアルコールジェルの併用


中性洗剤は、多くの家庭で食器洗洗剤として使用されていますが、これにアルコールジェルを併用すると、絵具のシミ落としに効果的です。

  1. シミの下にタオルを敷く。
  2. アルコールジェルをシミに直接塗る。
  3. 重曹と中性洗剤(1:1)を混ぜたものをシミに塗りつける。
  4. 熱湯をかけながら洗い流す。
  5. 通常通りに洗濯を行う。

オキシクリーンを利用する


オキシクリーンは、酸素の力で汚れを分解する強力な漂白剤で、色あせを心配せずに使用できます。

  1. 適量の熱湯にオキシクリーンを溶かす。
  2. 汚れた服を水に浸け、数時間放置。
  3. しっかりと洗ってから通常の洗濯をする。

オキシ重曹ペースト

もし、オキシクリーンでも落ちない時は重曹を加えてオキシ重曹ペーストを作って挑戦してみてください。

オキシ重曹ペーストの作り方
  • 重曹 大さじ2
  • オキシクリーン 大さじ2
  • ぬるま湯 大さじ2〜4(30cc~60cc)
  • ご自身の使い勝手の良い硬さをみつけてください。
手順
  1. 汚れ面の下に不要なタオルを敷く
  2. オキシ重曹ペーストを汚れ部分に塗り1時間ほど置く
  3. 歯ブラシで、優しく擦る
  4. ぬるま湯で洗い流して、いつも通り洗濯する

強く擦ってしまうと生地を傷つけてしまうので力加減には注意が必要です。

絵の具がついた服や壁のシミ除去法:家庭用品を使った対策

上記の方法以外にも、家にある簡単なアイテムで絵の具を除去する方法をお伝えします。

歯磨き粉を使用する

  1. 約40~50℃の温水で、シミになった部分をしっかりと濡らします。
  2. その部分に歯磨き粉を塗り、古い歯ブラシで優しく擦ります。
  3. 水でしっかりと洗い流し、その後、石鹸を使って手洗いします。

歯磨き粉に含まれる研磨剤がシミを落としやすくするため、効果的です。ただし、強く擦り過ぎないよう注意してください。

壁についた絵の具の除去法

壁への絵の具のシミも早期対応が重要です。

水拭き

  1. 絵の具が壁に付いてしまったら、速やかに湿らせた布で優しく拭き取ります。水彩絵の具の場合、速やかに拭き取れば簡単に除去できることが多いです。
  2. 汚れを広げないように、少しずつ拭き取り、清潔な部分の布を使って繰り返し拭きます。

中性洗剤を使う

  1. 水拭きだけでは落ちない場合、中性洗剤を少量塗り、不要な歯ブラシで優しく擦ります。
  2. 濡れた雑巾で洗剤を拭き取ります。

パレットのクリーニング

学校にずっと置きっぱなしの絵の具の道具を持って帰ってきた時、パレットについた絵の具が固まっていて、呆然としたことはありませんか?絵の具が乾くと取り除くのが難しくなりますが、以下の方法で対応可能です。

重曹とお湯を使う

  1. ぬるま湯に重曹を混ぜ、パレットを浸します。
  2. 15分程度置いた後、中性洗剤を塗りスポンジで軽くこすります。

もしも、これでパレットについた色が落ちない時は乾かしたパレットを消しゴムでこすって落とします。 サクラクレパス公式でもTwitterでツイートおり、有効な方法です。 最後は、消しカスを取りパレットを水で流して綺麗にすると大丈夫ですよ。

絵の具のシミを効果的に除去する方法のまとめ

今回は、時間が経過した後の絵の具のシミをどのようにして除去するかについてご紹介しました。絵の具が服や壁についた場合、できるだけ早く水で拭き取ることがシミを防ぐ鍵です。しかし、日常生活で忙しい中、特に幼稚園や学校での活動中についた絵の具は、すぐには対応できないことが多いですね。

そのような時間が経った絵の具のシミには、中性洗剤、重曹、アルコール、歯磨き粉など、家庭にある一般的な清掃用品を上手に活用することが推奨されます。これらの物質は、それぞれ異なる特性を持っており、様々なタイプの絵の具やシミに効果的です。

絵の具が付着してから時間が経過すると、シミは落とすのが難しくなります。そのため、除去する際は忍耐が必要とされます。ここで紹介した方法を何度か繰り返し適用することで、頑固なシミも徐々に薄くなっていくでしょう。効果が見られない場合は、方法を変えて試すことも重要です。常に試す前には、目立たない部分で試してから本格的にシミ除去を行ってください。