自転車を日ごろから通勤、通学、買い物で使う方も少なくないと思います。
毎日使っているかたは突然自転車が故障してしまうととても困りますよね。
今回は自転車の修理費用の目安、安く済む方法をご紹介します。
合わせて子供用の自転車のサイズについてもお話しします。
自転車の故障別の修理代費用相場
自転車の修理を安く済ませるために場所別に相場をご紹介します。
☆タイヤ、チューブの修理費用
・シールを貼る場合:1000~2000円程度
・チューブ交換:前輪1200円程度、後輪1800円程度
・タイヤ交換:前輪1200円程度、後輪1800円程度
☆チェーンの修理費用
・チェーンの外れ:1500円程度
・チェーン張り調整:590円程度
・チェーン交換:1400~2200円程度
☆ブレーキの修理費用
・ブレーキ調整:前輪450円程度、後輪500円程度
・ブレーキワイヤー交換:700円程度
・ブレーキゴム交換:680円程度
☆その他修理費用
・ハンドル交換:1400円程度
・サドル交換:460円程度
・ペダル交換:820円程度
・ライト交換:800円程度
自転車の修理を安く済ます方法
・自分で直す
自転車のタイヤはネットでも購入できます。
安いものなら1000円ほどで購入できるので、自分でタイヤ交換ができる方は
自分で治すと安く済む場合もあります。
ホームセンターには虫ゴム、バルブといったパーツが安く売っているので
自分で治すと100円から治すことも可能です。
パンク部分がわかっている場合はシールを貼ったり専用の接着剤を使用して
修理する方法もあります。
・持ち込みでのタイヤ交換も可能
自転車のパーツを店舗に持ち込んで取り付けをすると
工賃が10%オフになることもあります。
子供用の自転車はサイズ選びが重要
子供用の自転車を選ぶときに最も注意したいのがサイズです。
子供用の自転車には主に12~24インチのサイズがあります。
サイズ表記はあくまでも車輪径で、同じ12インチでもメーカーやモデルにより
異なるのでおよその目安としてインチごとの対応年齢、身長をご紹介します。
・12インチ
対応身長:85~105cm前後
対応年齢:2~4歳くらい
・14インチ
対応身長:95~110cm前後
対応年齢:3~5歳
・16インチ
対応身長:105~120cm前後
対応年齢:3~6歳
・18インチ
対応身長:110~125cm前後
対応年齢:4~8歳
・20インチ
対応身長:115~130cm前後
対応年齢:5~9歳
・22インチ
対応身長:120~140cm前後
対応年齢:6~11歳
・24インチ
対応身長:125~155cm前後
対応年齢:7歳以上
以上が目安になりますが、
自転車のサイズを選ぶときに
「長く使えるように大きめのサイズを買っておこう」と考えがちですが、
足や手がきちんと届かなければ
子どもは不安定な状態で運転しなければいけないので、交通事故にも繋がります。
同じサイズ表記でもメーカーやフレーム設計によって高さが異なるのでできるだけ
店舗等で試乗をさせて「足が地面につくか」等を確認しましょう。
購入は自転車整備士のいるお店がお勧め。
子どもだけでなく、大人の自転車を購入する場合も自転車店で購入をお勧めします。
自転車は完全に組み上げて輸送するとコストがかかるので工場から出荷するときに
7割程度の組み上げで運ばれます。
見た目ではわかりませんが、ハンドルやペダル、ブレーキなどが適正に締められていない
こともあるので、このままでは不安ですよね。
自転車店では、国家資格である自転車の整備士がいるので細かく点検、整備を
してから販売してくれるお店もあります。
自転車店で購入するとアフターメンテナンスや子供の成長に応じた
整備も行ってもらえます。
サドルの高さや購入時にブレーキ幅も調整してもらえます。
価格が安いからといってネットでの購入は避けた方が安心ですね。
大切な安全基準
国内メーカーの自転車は、SG(製品安全性)JIS(日本工業規格)という
基準に準拠しているので一定の強度や安全性は保たれています。
ですが、一部の中国製自転車には精度、強度が足りないものもあります。
そこで、きちんと安全性に配慮して作られた自転車と差別化するために
「自転車安全基準」通称BAAというマークがあります。
BAAマークがついている自転車は、全てフレーム強度やライトの明るさなど
全部で90か所の検査項目をパスしています。
大事なお子様が乗る自転車なので購入する際はBAAマークがついたものが安心ですね。
まとめ
今回は自転車の修理についてお話ししました。
自転車の修理費用を安くすませるために
自分で治す方法もご紹介しましたが、
毎日乗るものなので安く済ませることも大事ですが
安全のためにも自転車屋さんで修理してもらいましょう。